出会いDB トップ > ネット犯罪情報> ネット犯罪 その1
インターネット犯罪について
インターネットを利用する人が増えると、必然的に悪質なネット犯罪が増えてしまいます。中にはすぐにわかる使い古されたパターンもありますが、残念ながらネット犯罪は年々複雑化し巧妙、悪質になっているのが事実です。
当サイトでは、これらの悪質なネット犯罪の仕組みや手口をこれからも取り上げて、少しでも安全にインターネットが利用ができるように情報をお伝えします。
安易に他人の画像などを利用していませんか?
著作権とは作品を作った人が、自動的に持つ権利になります。ですから役所や権利団体などに届け出る必要も無く、自然発生的に存在するものです。
またこの著作権は、作品を作った人がプロであろうとアマチュアであろうと一切関係がありません。
この権利は
自分の作ったものを、勝手に他人に使われないための権利といえます。ですから利用する事を、作った本人に許可も無く出来心でついつい
- 「他人の画像を使った。」
- 「文章をコピペした。」
- 「動画を勝手に使った。」
といった場合は著作権の侵害に当たります。悪質な場合は摘発される可能性があります。
ネット詐欺の代表格です。
ワンクリック詐欺とは
「ここをクリック」と書かれたリンクをクリックすると、それだけで登録が完了してしまう悪質な契約をいいます。本来、契約に際して必要な規約などを何一つ見る事なく登録や契約が完了するのです。
この場合はそもそも登録する意思が無いものとして、契約そのものは無効になります。しかし後ろめたさを感じるようなアダルトサイトや出会い系サイトなどには、まだまだ多く見られます。
また、メールにもこのワンクリック契約はあり、
「メールの配信を停止」というようなリンクをクリックすると、登録されてしまったというものもあります。
同様のものに
- ツークリック詐欺
- スリークリック詐欺
- フォークリック詐欺
などがあります。パターンは全く同じですが、クリックする回数が増えるほど後ろめたさを感じて、契約を完了させようとします。騙す目的の悪質な契約は無効だということを覚えておきましょう。
犯罪になると匿名性はありません。
よくニュースで見かける犯行予告ですが、こういった安易な書き込みでも、
- 特定の相手を脅した場合は脅迫罪。
- ウソの情報で相手の業務を妨害すると偽計業務妨害罪。
- 高圧的または威圧的に相手を脅せば威力業務妨害罪。
- 比較的軽微な内容であっても軽犯罪法違反
が適用される可能性があります。また、ネットは匿名性が保たれていると信じている人が多いようですが、警察や検察などの捜査機関にならネットに書き込んだ相手を特定する事は可能なんです。
本人は悪戯のつもりでも、予告された相手にとってはかなり悪質で、誰かもわからないので無視できない事があります。これ位などと思って決してやらないようにしましょう。
基本的に無視するのが一番。ただ一点、注意すべきは・・・
全く身に覚えの無い請求をでっち上げる悪質な詐欺行為です。これも
アダルトサイトや
出会い系サイトなどに多く、
後ろめたさなどを利用して架空な請求に応じさせようとします。これらの請求は完全に無効ですので、一切応じる必要がありません。無視をするのが一番の対応といえます。
ここで気をつける点としては、本物の裁判所からの通知だけです。これは小額訴訟といわれるもので、訴える事は自由なのです。この裁判の出頭命令まで無視してしまうと、欠席裁判になり架空の請求であっても有効になってしまいます。かなり悪質なので気をつけましょう。
裁判所からのハガキは必ず本物かどうか記載のある住所や電話番号を調べましょう。
多くのネット犯罪の入り口になります。
迷惑メールとは、
インターネット犯罪での被害の入り口になる悪質なものです。これは広告などのメールを装ったり、友達や知り合いからのメール、送った相手を間違えた風のメールなどがあります。これらの多くは迷惑メール防止法に違反するものですので相手にしないようにしましょう。知らない所からのメールは決してクリックなどをしないように心がけましょう。
迷惑メールからは
- コンピュータウィルス
- スパイウェア
- 架空請求
- フィッシング
- ワンクリック詐欺
など多くの悪質な犯罪で利用されています。
きちんとメールのセキュリティやフィルタリングを利用して対策しておかなければ、ある日突然犯罪の被害者になってしまいます。また、加害者になってしまう事もありえます。
たかがメールくらいと思わずに対処する必要があります。
気軽な書き込みが不幸を呼び込む!?
プロフとは、
自己紹介のページの事でプロフィールの略になります。
内容は自己紹介ですから個人情報を自ら公開する事になります。
趣味や血液型、好きな芸能人といった内容なら大きな問題にはなりませんが、
生年月日や出身校、住所などを書き込んでしまうと特定される事になります。
さらに
メールアドレスや電話番号を書き込んだりする事もあり、第三者が連絡できてしまう場合もあります。
こういった誰が見ているかわからない場所に詳細なプロフィールを乗せてしまうと思わぬ形で悪質な犯罪に繋がるケースがあります。
ネット上でのいじめやストーカーに発展する事も考慮に入れて利用するようにしましょう。
出会い系サイトではないのですが見る側はそういった事に利用できると思えばアプローチを仕掛けてくる事もありますので、決して相手にしないようにしてください。
悪意があるかもしれない第三者からのアプローチなど気にする必要はありません。
やり取りの中で写メを送ったりする事もあるようですが、相手にいじめや脅し、ストーカーとなる材料を与えているようなものです。
個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。